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BUYMA(バイマ)初心者でも難しくない!【関税計算方法について】

 
計算
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BUYMA輸入ビジネス/BUYMAコンサルティング/一般社団法人仙台ママナビ 代表理事/ 仙台在住* 4人家族(高3娘・中2息子・旦那さん) 愛犬2匹とにぎやかに過ごすママ
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こんにちは!ママ歴16年目、起業歴7年目の福地あやこです。

今回は、バイマを始めたばかりの方から必ずあるご質問のひとつ。

関税の計算方法について、ご説明していきたいと思います。

 

もちろん、最初は分からなくて当たり前ですからね!

私もバイマを始めてから、色々調べながらなんとなく計算ができるようになっていった感じでしたよ。

 

関税って何?

まず、関税ってなんのこと?

関税(かんぜい)とは、広義には国境または国内の特定の地域を通過する物品に対して課される[1]。狭義には国境関税(外部関税)のみを指す[1]。国内関税が多くの国で廃止されている現代社会では、国内産業の保護を目的として又は財政上の理由から輸入貨物に対して課される国境関税をいうことが多く、間接消費税に分類される。

引用元:ウィキペディア

よくわからないですよね(;^_^A

かみ砕いて一言でお伝えしますと、、、

 

外国の商品にかける税金です。

 

外国から商品を輸入すると関税がかかります。

これは、回避できませんので、必ず商品を輸入する際には支払う税金となります。

実はひとくくりで関税といいますが、支払い時には輸入消費税と通関手数料も入っています。

 

関税の支払い方法は2つ!

関税の支払い方は2つ方法があります。

購入するショップにより変わりますので、必ず ”CUSTOMER SERVICE”

注意書きは読むようにしましょう。

ショップにもよりますが “DUTIES & TAXES” などと記載されていますよ!

 

1、購入時に支払う

オンライン

 

買い付けするショップによります。

 

☑商品の価格にすでに関税が含まれている

もしくは

☑カートに入れて決済画面に進んだ際に関税が含まれる

 

このいずれかが、購入時に支払うパターンです。

これをDDP(Delivered Duty Paid)といいます。

2、商品到着後に支払う

代引き

購入時には関税が含まれておらず、後日支払いするパターンとなります。

配送業者により変わってきますが、以下の方法が一般的です。

商品受取時に現金で支払う
宅配便の代金引換のように、配送業者の方に支払います。

後日、請求書で支払う
商品到着後に請求書が届きます。銀行またはコンビニでの振込となります。

税関から届く通知書に記載された方法で支払う
商品到着前に税関から届く書類で支払い手続きをします。

これをDDU(Delivered Duty Unpaid)といいます。

 

この、後日の支払いとなることが初心者の方にとって、壁になるかと思います。

だって・・・

関税がいくらになるのか分からない!!

 

ですよね。

そうならないために、計算方法について、説明していきます。

 

関税はいくら?

 

実は・・・

残念ながら100%誤差なしで計算するのがほぼ無理だと思っています。

なぜなら、例えば同じ商品を購入してもその都度違う、ということが起こりえるからです。

その理由の1つとして、為替レートにより通関時に関税計算が変わるのです。

 

そのため、絶対にここで赤字にしないためには、あらかじめ計算する際に少し多めに計算することが必要になりますね。

あらかじめお伝えしておきますが、税対象額の合計が10,000円以下は免税となります。

 

1、商品総額の60%が課税対象

例えば、買い付けする商品が日本円にして16,000円以内の場合は免税となり関税がかからないと思ってください。

もっと細かくお伝えすると16,666円なのですが、正直なところ為替レートによりその部分の変動が読みずらいので、ざっくりいきましょう。

16,666円 × 0.6(60%) = 9,999が課税対象額なので、10,000円以下になります。

そのため総額が16,666円以下は免税となります。

※革製品など免税対象外の商品もあります。

2、仕入れる商品により関税はかからない

実は、腕時計は関税はかかりません!

他にも かからないものがありますが、バイマで取り扱う商品となると、やはり身近に考えられるのは腕時計ですね。

 

ただ、関税が0円でも、消費税はかかります。

 

ただし課税価格が1万円以下であれば消費税も免税になります。

 

3、商品の種類、素材により関税率が変わります

バイマで主に販売する商品の種類をまとめてみました!

 

衣類 繊維製の衣類8~12%/毛皮のコート・レザージャケット20%
バッグ 革製のバッグ 8〜16%/その他バッグ 10%
シューズ レザー・スエードのスニーカー 30%/繊維製のスニーカー 8%/
革靴 30%または4,300円(どちらが高いほう)
小物類 革財布 10%~16%/革小物20%/サングラス・眼鏡 10%/アクセサリー 10%
その他小物・雑貨(帽子・ネクタイ・ストールなど) 10%

さらに詳しく調べたいときは、税関ホームページをご確認くださいね!

 

衣類であれば8~12%のため、実質細かく価格計算するのはやはり無理。

トータルで考えたときに10%ぐらいとして計算しましょう。

 

それでは、実際の計算方法をお伝えしていきますね。

 

関税の計算方法

計算機

例えば30,000円のお洋服を買い付けするとします。

このうち課税対象額は60% 18,000円です。

18,000円の10% 1800円が関税となります。

(先ほどお伝えした通り、おおよその計算方法になります)

アイテムによって計算が変わってきます。

それほど難しくないですよね!!

 

ただ、この計算で出た関税には通関手数料と消費税は含まれていません。

 

通関手数料について
配送業者により異なるため、こちらも毎回この計算は実質不可能です。

(UPSは関税/消費税・特別手数料として「550円(税込)」または「関税・消費税の合計額の2%」のどちらか高い方、FedExは「500円(非課税)」または「関税・消費税の合計額の2%」のどちらか高い方となります。)

こちらも少し余裕を持った金額で考えましょう。

消費税 10%

先ほどの

18,000円の10% 1800円が関税となります。

こちらの金額と通関手数料の合計金額に対しての10%となります。

 

ややこしくなってきましたか?

大丈夫ですからね!

関税計算を簡単に考えましょう

関税の計算は誰もが慣れるまでに色々と不安になる部分ですが、

まず大切なことは、絶対に赤字にならないこと!

 

そのためには少し多めに見積もるということです。

例えば、私ならある程度の商品金額によって

○○円のものまでは通関手数料と消費税は一律○○円 といった感じです。

関税はアイテムにより掛け率を変えています。

 

まずは、完璧に計算することは無理ですから、しつこいですが赤字にならないように計算すること。

もし余りが出たら、その分は利益となりますからね!!

 

実は失敗したことがあります

そもそも、どうしてここまで細かくお伝えするのか。

それには理由があります(笑)

 

思いっきり失敗したことがあるからです。。。

 

始めたばかりのころ、アメリカから商品を取り寄せました。

商品が届き、ワクワク!

すると玄関先で

『関税○○円です!』

完全に関税の存在を忘れて出品していた商品だったので、商品価格に関税は含んでいませんでした。

もう、玄関先で

”ちーーーん(白目)”

再度、その関税を利益から引くと、残りは1000円ぎりぎりあったかないか。

まあ、マイナスにはなりませんでしたけど、何やってんの?私。

状態になりましたよ。

モコ
モコ
みんなは気を付けるんだワン!

 

BUYMAでの出品価格を決めるとき

1.仕入れる商品

2,利益

3,関税

4,送料 (商品買い付け時 海外ショップから手元へ)

5,梱包材

6,送料(手元からお客様へ)

7,バイマの手数料

 

これだけの金額を合計したものが、出品価格となります。

 

うわぁぁ・・・心が折れそう。

となるかもしれませんが、エクセルやスプレッドシートに計算式を入れて計算しているショッパーさんがほとんどです。

毎回、電卓をパチパチしていたら、時間がとってももったいないですし、最初に計算するものを作ってしまえば、かなりの時短にもなるのでおススメです!

 

まとめ

私がバイマを始めたばかりのころ、関税について調べても難しい言葉が並んでいたり、計算の仕方がわかりづらいという壁にぶつかりました。

ここ数年で、海外のショップも次々と関税込みの販売価格となり見やすくなった傾向にあります。

とてもありがたいですね。

でも、少し穴場のまだあまり日本から買い付けしていないであろうショップなどは、まだまだ存在しますしその場合はやはり関税が含まれない価格となっています。

 

新しいショップを開拓した時に必ずしてほしいこと

インフォメーションに必ず目を通すこと。

google で翻訳すれば、少々おかしな日本語になっていたとしても、理解することはできます。

1.送料について

2,関税について

必ず読んでくださいね。

 

難しいとあきらめない

こんなめんどくさいなら、関税込みのサイトから購入しよう。。。

実は、バイマを始めたばかりの方にありがちなことです。

そうすると、それに慣れてしまい、関税についてのブロックができてしまいがち。

関税別のショップを避け続けてしまいます。

もし、関税別のショップに辿り着いたのなら、これはチャンスだ!!

と、逃げないでくださいね。

 

多めに計算する

 

これを忘れずにいれば、赤字になることもありませんからね!

モコ
モコ
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